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March 08, 2016

ダウントン・アビーのこんな楽しみ方

Da11

20世紀初頭の英国の貴族社会の、いわば『昼メロ』のような人間模様を描きながらも、決して品格を失うことのないドラマ。

ストーリー展開が、次々と盛りだくさんなうえに、そこに登場する人物が、それぞれに善人も悪人も全てが魅力的に描かれていて、思わず引き込まれてしまう。

第一次世界大戦前後の英国貴族の暮らしぶりが、このドラマではかなり詳細に再現されている。というのも、ドラマの製作者自身が男爵の肩書を持ち、貴族社会を知り尽くしていたからこそ、よりリアルな人物像が描けたのではないかとも思う。そんな中でひと際、存在感のある伯爵の母親役(ヴァイオレット)は、彼の大叔母をモデルにしたとどこかで書いていた。いかにも、貴族社会にいそうだなぁと密かに思っていたのでなるほどと納得した。

そして、何よりも映像が美しい。貴族たちのコスチューム、女性たちのそれぞれの役にあったデザインも素敵だし、ヘアスタイルも、帽子、アクセサリー等、決して華美にならず、品もあり、しなやかな女性らしさを表現している。男性たちのイギリスらしい服も少し垢抜けすぎているのでは?と思うくらい素敵。

Da22_2また、このダウントン・アビーの貴族たちが、それぞれに人間らしくて、愛らしい。

その中の重鎮的存在である伯爵の母親のヴァイオレットを演じているのはオスカー女優のマギー・スミス。
回を経る毎に存在感が増して更にお茶目な部分も見え隠れしてきて、思わず微笑ましくなるけれど、その裏にある伯爵一族を存続させる為の強さをも見逃してはもったいない!

ある時、ヴァイオレットの家を訪ねて来たメアリー(伯爵の長女であり彼女の孫)の名付け親という男性と、その時に同席していたイザベラ(メアリーの義母)が二人きりで歩いて帰ることになった。
そして翌日、その男性からヴァイオレットの家に見事なフラワーアレンジメントが届けられた。一つは華やかでゴージャスにアレンジされた見事なものでイザベラ宛のカードが。
もう一つは明らかに地味なアレンジのお花で、ヴァイオレットへのカードがついている。その二つのお花を見比べ、イザベラ用のお花を「本当に素敵」とつぶやき、「正直、驚いたけど、とっても素敵」と言いながら両方のお花を見比べ、ちょっと不満気の表情が(最長老なのに)まるで子供のようでカワイイ~

Da33このことを、翌日の絵画教室で話したら、「見てた!」「おばあ様ってカワイイ~」と話が盛り上がった。
そのあとのシーンで伯爵家主催のバザーが開かれた後に、主催者の伯爵夫人に皆が「これまでで最高のバザーだった」と祝福すると「えぇ、私と主人がやっていた時を除けばね」とヴァイオレットがあくまでも自己主張するシーンを「見た?」「私も見た!」と又も盛り上がった。

この一族の要のような存在のおばあ様。今度出て来たら、どんな言葉を言うのかな?
そんな感じで、このドラマを見るのも楽しい。
そして、もし私がそんな場面に遭遇したら、なんと言うだろうか?などと思ってみたり・・・

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