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March 25, 2015

「イミテーションゲーム」久々に面白い映画でした。

Imi1

今年のアカデミー賞で脚色賞を受賞した作品で、暗号解読機を作ったちょっと変わった数学者のお話を観てみたいといった程度の感覚で映画館に向かった。

それと、このベネディクト・カンバーバッチという俳優さんにも興味があった。
その程度の気持ちでいたのに、余りにも数学者がチャーミングなのでいつのまにかスクリーンに釘付けになってしまっていた。

この作品は、実話を基に作られている。
しかも、この主人公であるアラン・チューリングという天才数学者は、暗号解読機で戦争終結を早め、1400万人もの命を無駄にしなかったという功績をあげた。
さらに、現代のコンピュータを世界で最初に発想したのは、スティーヴ・ジョブスでもなく、ビル・ゲイツでもない、アラン・チューリングだったのだそうだ。
それほど、国家に大きく貢献した人物でありながら、数年前まで、50年以上も英国政府の最高機密事項として不当に扱われてきたのだとか。

何故、そのような扱いを受けなければならなかったのか。これから映画をご覧になる方のために、詳しくは書けないけれど、映画ではとても分かり易く、しかも興味深くストーリー展開をしている。

ちょっと変わった人でありながら、人間らしい面に魅せられそうにもなり、周囲の登場人物も、それぞれ、魅力的に描かれていて、人は皆、温かな血が通っているんだなと思わせてくれる。

アランのそばに常にいる、女性数学者ジョーン・クラークの存在もとても大きく、キーラ・ナイトレイという女優さんも聡明で美しいという感じがとてもいい。

それにしても、50年以上も経ってから、英国首相が謝罪をしたということは、時代は変わるのだという事だろうか。

そんな、謎めいた一生を送ったアランには、様々な憶測も生れたそうで、その中には、アップル社のロゴマーク(リンゴのかじりかけ)の由来も関係あるとか・・・

この映画を観終わったとき、いつの間にか、この風変わりな天才数学者に、ちょっぴりだけ好感を持ってしまっていた。

いい映画でした~

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