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January 15, 2010

今さらですが『劒岳 点の記』

Turugi Dvc00316

文京区のある講座に参加していて、この日はシビック小ホールでの映画鑑賞会と監督の講演を聞けるという事で、実は既に劇場で観ていたのだが、もう一度じっくりと噛みしめながら鑑賞してみようという気持ちで会場に出かけた。

やはり、自然の偉大さ、人間の素晴らしさ、そして作り物ではない、感動を以前にもましてじっくりと鑑賞することができた。

古き時代の頼もしく、男らしい、かっこいい男と、静かな微笑みで男を包み込みながら、じっと温かに見守る、可愛くて強い女。
今の若者には到底理解できないかもしれない古き良き時代を、偉大な自然の中で、さりげなく映像化させた、木村監督ってやはり凄い人なのかもしれない!

新田次郎という作家の原作があっての映画化ではあるが、史実に基づいた男たちの壮大なロマンをちょっぴり羨ましい気持ちで鑑賞した。

映画の後、舞台に登場した木村監督は70代とは思えない若々しく、スリムな身体にジーンズが良く似合い、ちょっと駄々っ子のような印象はかつての『横山きよし』を連想させた。

声が大きいからマイクはいらないと自らおっしゃって、舞台から会場に向かって、大きな声で撮影秘話などを楽しそうに語ってくれた。

時間がきても、名残惜しそうに「皆がアンコールって言ってるよ」といいながら、本当に残念そうに舞台を降りた。

監督は「何をしたかという事より何をしようとしたかが大切なんだ」という事をおっしゃっていた。
それは、黒澤監督が亡き今(木村監督は黒澤映画のカメラマンだった)、監督が最も敬愛する高倉健さんからいただいたお手紙の中にあった言葉で、それで今の御自分があるのだという言葉が印象的だった。

そして『道はあるのではなくて自分が歩いて作るものが道なんだ』という意味のことも語って下さった。

面白くて、楽しかった講演と、見ごたえのある映画と、楽しいひと時を味わうことができた。

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