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March 27, 2009

お花見にはもう少し・・・不忍池

しばらく乗っていなかった自転車に空気を入れたら、どこかに行きたくなった。

ご近所の友人を誘って、上野・不忍池の廻りをお散歩することに決定!
自転車は友人宅に預け、身軽になって道端の桜の木の開き具合などをチェックしながら、の~んびりと歩いた。

弁天堂の近くはさすがに人が多くて、外人観光客らしき人やお年寄りの団体もいて、賑わっていた。その中でひときわ騒がしいお年寄り(女性ばかり20人前後)の団体が集合写真を撮ろうとしていた。カメラマンも腰が少し曲がったおばあさん。よく見たらご近所のおばあさんだった。
「今日は何の会なの?」顔見知りのおばあさんを見つけた。
「老人会!」

「端っこが入らないから、若い人は一番前に座って!」とテキパキと指示している。
何故、若い人が前なの?・・・疑問に思って聞いてみれば「あたしは足悪くて膝曲がらないのよ」というお年寄りばかり。どさくさに紛れて、知り合いのおばあさんの隣に並んで記念写真に納まってしまった私。

それにしても、ご近所のお年寄り(特に女性)は皆元気!
「文京区」は「老後・病気」「教育」「生命・財産」「経済」と4つの総合評価で「日本一の「安心して住める街」に選ばれたらしいから、あのおばあさんたちのエネルギッシュさには十分納得ができる。
私の老後も安心かな♪

******   不忍池に生息する生物たち   ******

Img_1561_2

 不忍池に映る高層ビルの影を横切る「キンクロハジロ
目が金色に光っています。

Tori4_2 白鷺・・・尾の先端がフリルのようで風に揺れていてとても美しい。頭の部分から出ている細いおくれ毛のような束が首を動かすたびに揺れて、まるでエクステンションをつけているみたい。
彼女(彼?)は自分の美しさを熟知しているかのように、観客の視線や称賛の声を浴びながら、カメラを向けても動じず、優雅に佇んでいる。

Kinkurohajiro_2 キンクロハジロに交じってゆりかもめが一羽。

皆、の~んびりしている。

Kobusi1

 紅辛夷の枝にとまっているのはヒヨドリかな?
我が家の庭に林檎のかけらを毎日啄みに来ていた野鳥に似ている。

Ueno3_3 水辺のが、沢山の新芽を芽吹かせ、繊細に風に動いている様子が、中国の庭園を思い出させる。

Hotokenoza_4

 「仏の座」が雑草に交じって花をつけていた。タンポポスミレも・・・

Ueno5_2 Ueno6

 はところどころにしか咲いていない。
お花見はもう少し先がいいかも・・・

Tori3

Img_1581

帰りは根津にある、友人がお気に入りだという、何気ない喫茶店でミックスサンドイッチにコーヒーで一休みした。

『今日の運動量はクリアできたかな?』
少し足りない気もするけれど、身も心もすっきり出来たから良しとしよう。

March 25, 2009

薪能を初体験!

Hagoro 「能と狂言」はこれまでに何度か鑑賞した事がある。
初体験は、中学生のころ、近所のお友達のお父さんが「謡(うたい)」を趣味としていて、休みの日ともなると、開け放たれた窓からオジサンの「たぁ~かぁ~さごやぁ~」みたいなメロディが流れてきて、「変な歌!」と思っていた。

そのうち、そのオジサンの発表会に招待されるようになり、新宿にある「矢来能楽堂」というところで毎年のように、鑑賞するようになった。会場は和服姿の上品な奥様風の観客が多く、ほとんどの人が小さな解説書のようなものを持って、セリフを聴きながら文字を目で追っていた。

子供だった私がちらっと覗いた記憶では漢字ばかりが羅列してあるような印象だったが、ただ難しい言葉が書かれているのだろうと勝手な解釈をしていた。

解説書さえ読めないのだから、子供の私に「能」はチンプンカンプンだった。それでもお友達とそのお父さんが出るからということで舞台での動きからずっと目を離さなかった。内容が全く分からないのに、衣装・能面・動き・シンプルな舞台など全てが魅力的に思え、気がつくとストーリー抜きでただうっとりと見惚れていた。

「狂言」は、言葉も動きもわかりやすく、滑稽な場面が多いので、そこだけでもおかしくて大人といっしょになって笑ってみたりしていた。

そんな子供時代の体験がいつのまにか「能・狂言好き」ということになってしまっていた。
それも相変わらず内容ではなく、あの静かで直線的な動きや華麗な衣装などがなんとも優雅で、なにかの機会があるたびに鑑賞に行くことにしている。

今回は、板橋区文化・国際交流財団主催で「薪能」を開催するというので、ほとんどが初体験という俳句仲間数人と出かけた。
「薪能」とは、能の舞台を屋外にして篝火を灯しながら漆黒の闇の中での幽玄な世界が繰り広げられるものだと思ったが、今回は文化会館ホール内の舞台を屋外に見立てて行われた。偽物の篝火が薄暗い背景にくっきりと浮かび上がってちろちろと揺らいでいるのがそれなりに幻想的で美しかった。

後日、ご一緒した中の一人と会う事があった。

「あなた、眠くならなかった?」

「・・・」予期せぬ質問で思わず、一瞬絶句してしまったが「お能のほうがちょっと眠くなりそうになったところがあったかも」と答える。

「私もちょっとだけね。お隣に座っていた人は前日がかなり寝不足だとかおっしゃっていたけど、「能」鑑賞するときは寝不足じゃだめよ」

やはり、皆「能」は初めてではかなりきつかったかもしれない。そして子供時代から鑑賞していた私は、未だに「能」の何たるかを自分流にしか鑑賞できなかった。

ちなみに演目は

狂言・・・「鶏婿」

婿入りすることになった若者が、知り合いに婿入りの作法をわざと嘘を教えられ、舅の前でいきなり鶏の真似をする。舅は若者が誰かに騙されたと察し、自分も鶏の真似をして、若者に恥をかかせぬよう心配りをする。

能・・・「羽衣」

白龍という漁師が浜辺の松にかけられた美しい衣を見つけ持ち帰ろうとするが、美しい女性が現れ、返してと懇願する。
その女性は天女で、衣がないと天に戻れない。白龍とのやりとりのあと、天空へ戻って行く。

どちらもストーリーは分かりやすい。ただ、「能」の舞台の時間の流れというものが、現代と大きくかけ離れていて、慣れないとかなりきついかも・・・
初めての「薪能」体験は「幽玄の世界」に遊ぶことができて、良かった。
出来れば、次回は本当に屋外で鑑賞してみたいな。

March 22, 2009

女はおしゃべり?

Sinnbijium

友人が育てたシンビジュームを切り花にしていただいた。

いつ会っても、毅然としながらも身の丈に合った生き方を感じさせる友人は、可愛い猫とやさしいご主人と、40鉢以上もあるというシンビジュームに囲まれて悠々自適に近い毎日を送っている。

孫が可愛くて!と話すのはもう一人の友人。
彼女も、やさしいご主人と、子供たちに囲まれ、幸せな日々を送っている。

高校時代の仲間だった三人で時々会っては他愛もない話で盛り上がる。
他愛のない話をしていても、女同士のお喋りは決して無駄話ではなく、医学的に根拠のあるストレス解消法だそうで、お喋りをさんざんしてすっきりして帰るというのは、身体にも良いらしい。

人と楽しく話しているとき、脳は幸福の科学物質を細胞へ送り込むが、ネガティブな接し方をしているときは幸福感をブロックしてしまう化学物質が体内に放出されてしまう。

最近の研究では、「女性は生化学的に、男性より他人とのつながりを求める傾向がある」ことがわかっている。

男女ともにストレスを感じればアドレナリンやコルチゾールといったストレスホルモンを分泌するが、この悪影響を和らげるために、女性の脳は「結びつきのホルモン」であるオキシトシンを放出しようとする。

女性が落ち込んだ時、友人とお喋りしたりペットに接したりするのは、こうした行為がオキシトシンの分泌を促し、女性の心を穏やかにして、ストレスを消していくから。

ストレスを感じた時、女性はオキシトシンを分泌するが、男性にはそれがなく、コルチゾールの分泌によってドーパミンやテストステロンの値が抑えられ、憂鬱や不満を感じる。そのため、男性はお喋りや愛情を与える行為でストレスを解消しようとはせず、問題の解決や克服などの行動に出ようとする
男性はオキシトシンの量が少なくなっているために、人間関係にさほど注意を払わなくなるという。

「脳にいいこと」だけをやりなさい! マーシャ・シャイモフ[著]
                      茂木健一郎[訳]

なるほど!どうりでどこもかしこも女性のグループはコーヒー一杯で何時間も粘ってお喋りに花を咲かせているわけだ!

それにしても、生化学的に男性と女性の違いが次々と明らかにされ、なるほどと納得することが多い。
もっと研究が進んで、心の中が全部わかってしまったら少し怖い気もするけれど、世の中の夫婦喧嘩は減るかもしれない…いや増えるのだろうか?

女性である私は、これまで通り、気の合う友人との気の置けないお喋りをずっと続けて行こうと思う。健康な体と脳を維持していくために♪

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