• 17634801_1405573702798293_137407926
  • 17861952_10154582826732169_75720667
  • 17796838_1401354669886863_165089492
  • 17800168_1401354649886865_741780868
  • 17796820_1402645809757749_7185122_2
  • 17799938_1402645806424416_412160293
  • 17798950_1402645816424415_408439523
  • 17796673_1402645796424417_346944455
  • 17796536_1680136588669339_660409292
  • 17796502_1679074592108872_441219905

« 阿修羅展 | Main | 芍薬でしょうか? »

April 08, 2009

「ほたるいか 目はとりますか 酒のつま」

Hotaru

月に一度の句会に出した一句。

蛍烏賊は春の季語。

少し暖かい日が続くと美味しい冷酒が恋しくなる。メニューに新しく書き加えられた「生蛍烏賊」の文字を見て、もうそんな季節なんだぁと感じながら注文をしたら、女将さんが「目はとりますか?」と聞いてきた。

それだけの事を苦し紛れに俳句にして投句をしたら、意外な反響があり、参加者の半数が点を入れて下さった。
「面白い」「楽しそう」・・・そんな感想をいただいた。
まだまだ、俳句がわからなくて、手探りで作っているので、自分が力作と思っても誰の目にも止まらなかったり、こんな風に絶対選ばれないなと思いながら作った句が「とてもイイ」と言われて驚いたりする。

ただこの句は、先生には選ばれなかったので、皆が良いと判断してくれても残念ながらダメな句ということになる。
逆に、誰にも選ばれなくても、先生が「特選」に選ぶこともあり、その場合は先生の選が「絶対」なのだ。

先生は皆の投句したものを、添削してより良いものに直してくれることもある。
そんなときは、直された俳句は自分が作ったものとして公表して良いというルールがあるのだそうだ。

「先生が直して下さったけれど、私気に入らないんです。」

80歳を過ぎているのにとても愛らしいMさんが口を尖らせて先生に抗議をしている。

「だって、朝取ったばかりの春筍を頂いた時に、切り口から水分が滴のように湧き出ていて手が濡れるほどだった・・・そのことを言いたいんですもの。」

先生は元句を生かしながらの添削をする都合からか、夜露に濡れた筍のような句に作りなおしたので、Mさんは納得できなかった。

「夜に筍掘ったりしないし、夜露ではないんです。」

「Mさん!『朝取りの~』という句はどうですか?」
なんとなくジョークのつもりで、私が思いつくまま言った。

「あらぁ、いいわ!それなら納得できるわ。」

「いいですね。それで行きましょ。」

先生まで賛成してくれて、Mさんの句は私が添削した事になってしまった。
句会では、お互いにディスカッションして、直し合ったりするのは構わないのだという。

初めて句会というものに参加した際、皆がのびのびと自分の意見を言い合っている雰囲気が気持ちよく、同時に驚きもした。「俳句の会」というものはもっと優雅で静かな雰囲気の集まりなのだろうと思いこんでいたら、全体がとても賑やかで闊達さが漲っている。たとえ相手が先生であっても、遠慮せず意見を言い合う。先生もここは譲れないというところはきっちり立場を主張する。

そんな居心地の良い句会のせいか、不勉強のまま中々上達しないのに、ドンドン俳句が好きになっていく。
あとはやるっきゃない・・・勉強しないとね。

ちなみに今回の私の投句は

  ほたるいか 目はとりますか 酒のつま  (互選)

  紅辛夷 見上げて雲の 美しく  (互選)

  花冷えに 眉ひそめしか 阿修羅像  (入選)

「特選」までが遠~い~・・・・頑張ります!

.

« 阿修羅展 | Main | 芍薬でしょうか? »

「文化・芸術」カテゴリの記事

Comments

俳句もおやりになるのですか。
教室でお互いに遠慮なくモノが言える雰囲気って、良いですねー。
俳句も多分同じだと思いますが、文章も先生の主観で評価ががらりと変わる事があります。また先生との相性のようなものも、確かにありますね。
文章もスピーチも、短いほど難しくなります。ましてや17字なんて、私にはとてもとても…

帆走子さん。

下手な俳句を自分のブログだからこそ、勝手に
披露させていただきました。
下手な横好きですので、恥ずかしいです。

オバマ氏についてニーチェまでお勉強されたIさんも同じ句会に参加されていらっしゃいます。彼女に帆走子さんんたちのお教室を紹介されました。

それにつけても帆走子さんのキャパの広さには敬服いたしました!これからもいろいろな世界のお話をご披露して下さいね♪
楽しみに覗かせていただいております。

ホタルイカ、目玉は取りません。おいしそうですね。

早速のご訪問、ありがとうございます。

私は目を取っていただいたほうが食べやすかったです。

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/44647/44581553

Listed below are links to weblogs that reference 「ほたるいか 目はとりますか 酒のつま」:

« 阿修羅展 | Main | 芍薬でしょうか? »

My Photo

  • ワシントンからのお土産
    絵手紙を趣味とする友からの、書中見舞いが届く。 pcで年賀状も作る私とは、対局にある、情緒の豊かさが感じ取れる。

お勧めリンク

  • ★★神楽坂 もりのいえ★★
    夏は軽井沢の高原の中にひっそりと立つプチホテルで。それ以外の季節は神楽坂の隠れ家のようなジャズレストランで。どちらも変わらないのは、オーナー夫妻のきめ細かな心配り、美味しいお料理、そして素晴らしい生のジャズ演奏が楽しめます♪
  • ■Patra Itida @ Home■
    と~っても素敵な、大人の女性パトラさんの日々の暮らし振りをご覧ください♪ 歩いて行けるほどご近所なんです。
  • ★北欧雑貨 piccolina★
    素敵な北欧雑貨のお店です。 是非!覗いてください♪
  • ■ロスミナの風■
    ヘリコプターや船に興味のある人は是非!ご覧ください♪