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November 22, 2008

DCの娘が久しぶりに里帰り

アメリカに住んでいる娘が自宅の近くにないからと、帰国の度に一度は行くお店の「ババガンプシュリンプ」

二女夫婦と4人でのディナータイム。
全員が30代以上になって、さすがちょっと脂っこいかな?
「フォレスト・ガンプ」の映画を体で体験できるお店。

テーブルにあるナンバープレートで「STOP FORREST STOP」にすると、店員さんが飛んでくる仕組み。普段は「RUN FORREST RUN」にしておく。

皆でワイワイ楽しい雰囲気を味わいたい時にはピッタリのお店かも・・・

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November 18, 2008

白内障の次は何?

08111715  結論から報告すると、左目の手術も無事終了した。
既に片方の目で経験していたから恐怖感はかなり薄らいでいた。

手術当日、待合室は不安げな表情の人と付添の人で溢れていたが、翌日の待合室の様子は前日とは一変していて、患者同士でなごやかに会話が弾んでいた。
手術後の1週間は保護用ゴーグルを装着しなければならず、しかもみなスッピンなので、なんだか不思議な雰囲気ながらも幸せそうな空気が漂っていた。0811175

「いやぁ~先生は魔術師だよ。(こんなに目が見えるようにしてくれて)」
「(看護師さんたちに向かって)こちら方面に足を向けて眠れませんよ」
満面の笑みを浮かべながら、待合室を出て行ったオジイサン。それを見送る笑顔の若い看護師さんたちがとても印象的だった。

頭に力を入れてはいけないことや、重いものを持ってはいけないなど、慣れてしまうとつい忘れてしまいそうなのは、「慣れって怖い」ということ。
それでも、慣れてきたせいで余裕も少し出て、家にこもってばかりでは社会復帰が遅れてしまいそうなので、外の空気に徐々に馴染ませようと、通院の帰りにちょっと回り道をしてみた。
08111712 最寄駅を降りて、東大構内へそろりそろりと足を伸ばしてみた。
正門からまっすぐ続くイチョウ並木はまだ色づいてはいなかったけれど、高い枝に鈴なり状に銀杏がなっていて、その下を歩いていると銀杏の独特の臭いが漂ってくる。
あと1週間もすると、見事な黄金の並木道になるのだろう。すぐ傍の法真寺で行われる「一葉忌」が23日頃のはずだから、そのころ、このあたりを散策し、一葉忌に参加してみるのもいいかもしれない。

構内にあるドトールのオープンテラスで「黒糖ラテ」を両手で包みながらふうふうと飲みながら、たっぷりの木々の中で森林浴を味わった。08111711_2

帰りがけに赤門の横にあるコミュニケーションセンターで「東大サプリメント」を購入してみた。
東大の先生方が研究したものを商品化し販売しているもののひとつで、「体力式アミノ酸」と言って体力をつける即効性があるアミノ酸らしい。東大生の美女二人の店員サンが「100%の方がリピーターになっています」といいながら薦めるのでつい!

術後の感染を防ぐためにも体力をつけるのはちょうどいいかも!

といった感じで、心身共に健常時のように慣れてはきたのだが、実はちょっとしたことがあって、わずか数日ではあったが、眠れない夜を過ごしたのでした。

08111716_2  手術前に中々咳が止まらず内科にかかっていたのだが、あまりにも咳が長引くので簡単なレントゲンを撮ることになった。

●「ちょっと一か所、肺に影みたいなものがあるけど、今はとりあえず目の手術のことだけを考えて、落ち着いてからゆっくり検査しましょう」
○「影って結核とかそういうことですか?」
●「うっ!まぁそういうことも含めてとにかく今はそのことを考えるとややこしくなるからとりあえず目の手術を終わらせてからにしましょ」
○「ハイ(先生の表情が何だか気になるな)」

そのことを友人に話したところ、「それは肺がんかもしれない」と言われ、思ってもいなかったことなので、一気に頭をガーンと殴られたくらい衝撃だった。
それからは目の手術が全て終わるまで、「肺がん」という言葉が頭から離れることはなかった。

だから、残りの目の手術後の検査で異常なしと言われたその足で、早速内科に駆け込む。

○「先生、無事目の手術は終わりましたので、レントゲン検査をお願いします。」
●「手術、上手く行って良かったね」
○「はい。でも肺の影のことが気になって、詳しく検査してください。ガンの検査をお願いしたいのです。」
●「えっ?ガンの検査って何のガンの検査をしたいの?」
○「肺がんです。」
●「ガンの検査って言っても、ここで簡単には出来るもんではないよ。CTとかMRIとかの設備のあるところでキチンとした検査をしないと・・・」
○「痰の検査みたいのはできないんですか?(ネット検索で調べた情報)」
●「ではレントゲンを撮ってまずその結果をみてからにしましょう。現像する時間がいるので夕方またきてください」

夕方になるのを待って再び内科へ。0811179

●「(笑顔で)心配させてしまったけど、なにもありません。大丈夫!」
○「本当ですか?」
●「(フィルムを見ながら)このあたりの骨が重なっているところがちょっと白っぽく見えたけど、よくみると骨だということがわかるでしょ?イヤ~眠れない夜を過ごさせて申し訳なかった!」
○「(本当に!でもおかげでしばらくさぼっていた検査が出来たからよかったのかも)良かったぁ~これで、今夜の食事が美味しく食べられます!」
●「それは良かった!」

その後、友人たちへ「結果はシロ」のメールを送信。
全員から「良かったね」とすぐ返事が返ってきた。

0811178 普段、医者嫌いでよほどのことがない限り、自己判断で済ませていた意気地なし。
これを良い教訓として、もう若くもないことだし(?)億劫がらずにお医者さんとも付き合おうかな、と覚悟を決める。

そして、「眼の病人」になった事で、改めて人の優しさ、温かさ、思いやりをもらい、しみじみとした幸せをかみしめることができた。

夕飯のおかずの足しにと言って沢山の煮物を作ってくれたり、何度も電話をくれて「大丈夫?」と心配をしてくれたお隣のオバアサン。
仕事のあと、わざわざ夕飯を用意してくれた近所に住む幼馴染み。
病院の帰りに待ち合わせて手作りの野菜を届けてくれた友人。
手術前日に「頑張って!」とエールメールをくれた友人たち。
買い物をして届けてくれた娘。
病院に付き添ってくれた友人。
私の我がままをそのまま受け入れてくれた職場の上司。

絶望的になったり、幸福をかみしめたり、人と人の繋がりに感謝したり、まるでジェットコースターに乗っていたみたいな2週間だったけれど、ゆったりほかほかとした時を味わうこともできた♪

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