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« 二度目の軽井沢はもう秋でした | Main | 秋はWii fit の季節 »

September 07, 2008

句会ではもう秋です。

区民センターの一室で月に一度開かれる、小さな俳句の会。

「電子手帳」と「季寄せ(歳時記のようなもの)」をそれぞれが持参して集まり、持ち寄った俳句を出し合って無記名で投票しあう。

最終決定は先生が決めるのだが、お互いに選び合って点が入る。誰にも入れられなくても、先生がこれイイと決めれば「特選」にもなり最高の「天賞」も先生が決める。

それでは、皆が選び合うのは何の意味があるの?と始めのころは思ったが、選句をすることによって、自分の勉強になるのだということが、だんだんわかってきた。

無記名ではあっても、作品を見るとこれは●●さんかな?とわかるようになる。

または先月「海外旅行でお休み」といっていたJ子さんの句は「エーゲ海」とか「アテネ」とかの言葉が入っているので彼女の句だろうなということがわかるし、「採血痕」などという言葉は現在入院中のF夫さんの作品だなぁ~とわかる。

そして、選ぶと同時に、内容についてお互いに遠慮なく誤字脱字や疑問点などをぶつけ合う。「あれ?夏の季語と秋の季語の両方入ってるけど・・・」等々

「俳句」というものは必ず「季語」を入れてつくる。
今は歳時記では「秋」なので、「夏」の季語は使わない。
参加し始めたころ、初秋の空気の冷たい時期に熱い燗酒を飲んだという句を作りたかったのに、「燗酒」は「冬」の季語なので使えず、諦めて、別の句にしたことがあった。
「短歌」の会から移ってきたJ子さんはその名残で、よく季語のないものを作ってしまう。

何故「季語を入れないといけないのか?」勉強嫌いの私の勝手な解釈で、他の意味があるかもしれないが、「季語」そのものがひとつの文学的表現を含む意味を持っているので、俳句のような、わずか17文字に多くの内容を詰め込みたいときに、短い言葉でたくさんの意味を含む「季語」がとても便利なツールなのだと思っている。

たとえば、八月尽(はちがつじん)⇒八月の終わること⇒秋
      九月尽(くがつじん)⇒陰暦九月晦日のこと⇒秋が終わる

こんな風に短い語彙で、そのころの季節を感じることができる。
季節感をとても大切にする「日本」のよさをたっぷりと味わえる「俳句」って素晴らしい。

月に一度、自分の作品を持って集い、お互いに思ったことをどんどん言い合う。
素敵な作品を見ると、自分も早くそんな風に作れるようになりたい!と思う。
終わったあと、1時間ほどだが先生を囲んでビールを飲みながら、さらに発言はヒートアップする。
「じゃ来月ね!」(次回はもっと頑張ってイイ句を作るぞ!)って(多分全員が)そう決意しながら別れる。

今月の提出作品

  心に染む 声明ひびく 大施餓鬼  (特選・・・久し振りで嬉しい!)

  尾花活けて 高原ホテルの お出迎え (入選)

ちなみに前月分は

  伸びやかに フリルを広げ 舞ふ金魚 (入選)

  蝉時雨 朝から追はる 如く居り (佳作)

  打水や 空も木もみな 蘇る (佳作)

下手であっても、自分を奮い立たせるために、今後も選ばれた句はアップしていくつもりです。

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Comments

特選はすごい!
また、素晴らしい句を
期待してまーす

コウノスケ様

俳句の知識の詳しいあなたに褒めていただいて光栄です。
あっ、勿論、他も全て敵いませんけど♪

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