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July 28, 2007

金曜日の午後のクリニックの受付

十年近く通っている掛かりつけのクリニック。
循環器系の薬をもらうために、診察なしで処方箋を頂くだけのことが多いのだが、土曜は午前中のみでしかも予約患者のみ。平日は七時までと診察券には書かれているのに実際は六時半までに入るかまたは事前に電話を入れておかないと受け付けてもらえない。

五時半までの勤務で、我が家の近くのクリニックへ到着するのが七時近くになる為、どう頑張っても間に合わず、いつも電話を入れて、それも毎回、「なるべく早く行きますのでお願いします」と電話の向こうに頭を下げ「早く来てくださいねっ!」という声にもとりあえず、ほっとして駆けつける。

今回、金曜日なので嫌な予感はあったものの、五時半頃に電話を入れると、いつもの受付嬢のいつもの調子の声だった。

私 「薬だけお願いします。七時前にはいけますので・・・」

嬢 「今日は先生が会議の為お出かけで五時半までです。」

私 「あ~そうですかぁ(知らなかったから仕方ないけど・・・月曜まで薬もたないし・・・困ったなぁ~)」

嬢 「ピルならお出しできますよ」

私 「いえ、いつもの薬です(ピルは今の私には『月夜に提灯』か『六日の菖蒲』だよね~)ピルならよくて普通の薬は駄目なのですか?」

嬢 「えぇ~とにかく今日は先生がいらっしゃらないし日頃から思っていることだが、患者は客ではないのか?敬語の使い方に疑問を感じる)六時半までにきていただければ、なんとか薬はお出しできますが、七時なんてもう誰も居ませんし・・・」

私 「えぇ~?(又か)平日の診療時間は七時までってなっていませんでしたか?」

嬢 「今日は先生もいないし、誰もこないのに開いていても無駄だし、早めにしめようと思っていたので、七時まではいられません。」

私 「でも、今からだと六時半には行かれません。出来るだけ急いでいきますから、お願いします。」

嬢 「それじゃ~そろそろ帰ろうと思ったのに、私一人だけ誰もいない所で遅くまで残ってろって事ですね!

私 「・・・(何よその言い方)そうですね。」

嬢 「ではお薬お出ししますから、急いできてくださいっ!」

私 「わかりました。出来るだけ急いでいきます」

よくよく冷静になって考えれば、先生が不在の為に5時半終了だった日だという事を知らず電話を入れた私が運が悪かったという話になるのだろうが、電話にでた受付嬢の言葉の対応が、日頃から通常時間の日でも同じような対応で、診察カードに書かれている診察時間より30分も早く受付を打ち切ってしまうのは納得行かないなと思っていたので、又かと思う気持ちに加えて、『私だけ残ってろって事ですか』などは客(患者)に向っていう言葉ではないだろうと思ったら、モーレツに腹が立った。

結果は、駆け込んだ私に、1人帰りたそうな受付嬢が処方箋を渡してくれた。
多分先生は私が電話をいれた時点ではまだそこにいたのだろう。でなければ処方箋は出せないはず。
なにか言われたのか、電話の剣幕は全く感じず、無表情でむしろ丁寧な対応振りに、逆にこちらの気が抜けてしまった。

受付嬢へのアドバイス

先生が不在なら電話に出なければよかったのでは?
あるいは、電話に出る親切心があるのなら、「本日は先生の都合で診療時間は五時半までです。お薬も出せません。残念でした」と突っぱねてくれれば、あきらめもついたのに・・・
言葉ってつい出てしまうんだよね・・・お里が・・・

   

July 22, 2007

ピアノの森

Index_02 友人と二人の毎月定例のピアノレッスンのあとは、ランチしてカラオケ、時間によっては買い物をしたりしてから最後は終電近くまで仕上げの飲み会となるのが定番なのだけれど、今回は友人の提案でディナーの前の時間を利用して、映画『ピアノの森』を観る事になった。

ピアノレッスンのあとだし、気分はピアニスト(?)の二人はすっかりその気分で、上映開始までの時間を利用して、楽譜を買ったり、レッスン用のCDを通勤時に聞いてリズムやメロディを習得するためにIpodを購入する友人につきあったりして、充分に気分の下地を作ってから映画鑑賞に臨んだ。

アニメだという以外の予備知識がない状態で、でもワクワクと期待に胸を膨らませてスクリーンに向った。

すごく良かった!
森の中に捨てられたグランドピアノ。可愛い顔をしながら自由奔放でビンボーな家の男の子『海くん』が毎夜そのピアノを弾きにやってくるのだが、その音色は例えようもなく魅力的で、聞く人の心をとりこにしてしまう。

そんな町に生まれながらにピアニストにならなければならない宿命を背負ったお金持ちの家の「修平くん」が転校生としてやって来て、ピアノを通じて二人は仲良くなるのだが・・・

アニメながら、海くんも修平くんもピアノを弾く指先の動きやピアノの曲が素晴らしくて、本当に引き込まれてしまった。

一色まこと氏原作で累計売り上げ350万部の「人気漫画」の映画化だという事は後になって知ったことだが、それほど多くの人を惹きつけるのも十分納得できた。

それにしても「海くん」てかっこいい!
音楽の天才少年という設定であるから、一度だけ聞いた曲を譜面も見ずに完璧に弾いてしまうし、誰が触ってもちゃんとした音が出ない「森のピアノ」を彼だけが美しい音色で弾く事が出来たり、後半のクライマックス部分のコンクールでの演奏など、アニメなのに、海くんのファンになってしまった。

映画の中のピアノを演奏しているのはウラディミール・アシュケナージという、まさに「海くん」と同じような道を歩んできた若きマエストロだという事で、ピアノっていいなぁ~と思わせてくれた演奏がとても気持ち良く心に響いた。

映画のあと、ワインを飲みながら、1ヶ月分のお喋りと共に、当然ながら音楽談義に花が咲いた。
真面目に、練習をしている友人に比べ、最近かなりサボり気味だった私のピアノレッスンに少し刺激を与えてくれた映画だった。

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