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June 18, 2007

「水原秋櫻子」宅に行って来ました。その1

070505_054 先日の俳句の件がついに本日実現した。

私のブログを見ていてくれたFクンが、小学校の同級生だった私だとは知らずにコメントをくれて、Fクンの高校の先輩である水原様が「秋櫻子」のご子息の奥様というつながりで、ご自宅に同行して紹介してくださるという話になったのだった。

いよいよ打ち合わせという時点になって初めて、同級生だったことにお互いが気づいたという、嘘のようなホントの話から今回の水原家訪問のイベントが実現した。

Byakurensyuuousi_2父が所有していたいくつかの短冊のうちの1枚が「秋櫻子」の直筆かどうかの確認をしていただくために持参したのだが、ご子息の春郎氏と奥様は揃って「これは間違いなく本物でこの細い書体はかなり古いもの、後年はもっと太めの書体になっている」と太鼓判を押して下さった。

内容も句集で探していただき、同じ句を発見!昭和16年頃の作品という事も分かった。

ついでに持参した「柳原白蓮」の句も、奥様が崩し字が分かる辞典を出してきて下さって、1文字づつ解読してくださった。
その他、父の書きちらしたものなどを見て下さったのだが、春郎氏が読み上げ、ところどころ読みにくい部分で止まると、奥様が覗き込んで続けて読み上げるという作業を繰り返すお二人の、お互いを慈しみあい、優しい視線を交わしている様子はとても素敵で印象的だった。

「秋櫻子」と同様、医者でもあった春郎氏は既に小学生の頃から医者になるとご自分で心に決めていらしたと言う。
そんな、『育ちのよさ』を感じさせる幽玄の世界に迷い込んだかのような、ゆったりとした時間の流れの中、奥様の手作りの梅ジュースを頂き、お庭に咲く見事な日本アジサイのそばに建つ、「秋櫻子」の句碑を眺めたりと、初めてのお宅なのに、不思議なほど寛いだ気分になっていた。

奥様も加わって、俳句の事、医学部の事などと、楽しくお話を聞かせていただき、帰る段になって、同行したFクンの(高校の)同級生と三人全員、春郎氏の近著を頂く。
寛ぎついでに本にサインをおねだりすると、全員に快く俳句まで書いてくださった。

あっという間に時は過ぎ、駅までの帰り道「三人で俳句の会やろうよ」という話になるくらい、楽しく盛り上がった『水原家訪問』イベントは大成功に終わった。
素敵な生き方をしている人にめぐり合える幸せ。
春郎氏と奥様の温かい人柄とお二人の素敵な関係にすっかりファンになってしまった。

いくつになっても人に何かを与える事のできる人・・・そんな人になりたい。
沢山のお土産を頂いてきた一日だった。

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