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September 02, 2006

インペリアル・ジュニアスイート

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「帝国ホテルに泊まるから遊びにきて~」

都内に住みながら、このホテルにご主人と数泊した事もある小学校以来の友人が、今回は一人でに3泊するのだということで、同じ幼馴染の友人と二人してお楽しみに便乗させてもらおうと出かけた。

会社員だったご主人が著述業となり、自宅で仕事をする機会が増えたため、たまには一人でのんびりと羽を伸ばしたくなったらしい。
誰でも一度は憧れる、豪華ホテルに一人で泊まるという事。

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二人で軽く食事を済ませ、向った部屋はゆったりとしたインペリアル・ジュニアスイート14階。
テーブルにはルームサービスで取り寄せたお皿やカトラリーが並べられ、ホテル内のデリカや、そばにあるナチュラルローソンで買い揃えたという、パン、ポテトサラダ、サーモンマリネ、フルーツなどと赤ワインを3種類用意してくれていた。

部屋の冷蔵庫にあった白ワインで乾杯をしたあとは赤ワインを1本づつあけていった。といってもハーフボトルしか売ってなかったらしいけれど。Dvc00030_1

三人で昔話で盛り上がったり、ワインのコルクが抜けないといっては笑い転げ、快適な室温と静かに流れるBGM、清潔で美しいベッドメイクはみているだけで気持ちよく、このまま眠ってしまいたくなるほど!

気がつけは午前2時になろうとしていて、名残惜しくも慌てて退室をした。
タクシーで我が家に着くなり、顔を洗いさっさとベッドにもぐりこんだ。

友人のおかげで思わぬ「非日常的体験」でリフレッシュできた事の幸せに感謝しながら楽しい夜が終わった。

August 30, 2006

キーボードの後はカラオケ

月に一度のレッスン日。
一緒に習い始めた幼馴染は、サボってばかりいる私に比べ、ずっと真面目に自宅練習をしているので、進み具合に差が生じ始めている。
その上、スタジオでは本物のピアノでレッスンを受けるのだが、家ではキーボードなのでキータッチがかなり違い、家でなんとか動いた指がピアノになるとスムーズに動かずつっかえてしまったりするから尚更上手く弾けない。

「ここは絶対弾けない!」とワガママを言う私に向って、心の広い先生はなんとか弾けるようとあれこれ考えてくれたりする。
「3番の指を2番に替えてもいいよ」とか・・・
本当は分かっている。練習時間をもっと増やせば指が動くなるようになるんだという事・・
「ここまでは出来ているから、この部分だけもう一度弾いてみて」
「あっ!間違えた。もう一度最初からやり直していい?」

かなりワガママな生徒の私をじっと我慢して付き合ってくれる先生。
そんな私のそばで黙々とヘッドフォンをつけ、レッスン待ちの練習をしている友人。
友人と二人して、お互いに一人だったらここまで続けられなかったねと言い合いながら、やりたい時だけ練習をしていたら、少~しづつではあるけれど優しい曲がひけるようになって来た。
友人はキーボードでは物足りなくて電子ピアノを購入。一段と練習に身が入っているらしい。
二人の差も中々縮まらず、ようやく「旅愁」を○をもらった私に比べ、友人は「タイタニックのテーマ曲」を弾きこなし(?)ていた。
「最後のボロロ~ンというところが難しい」なんていいながら、アルペジオの練習やペダルで強弱をつける練習まで進んでいる。

私はやっと次回までに「ムーンリバー」を両手で弾けるようにすることが宿題で、「タイタニック」は右手だけやって来てねと優しい先生。

1時間半のスタジオでのレッスンはあっという間に過ぎてしまう。
「さぁ!これからお昼を食べながらカラオケに行こう!」
三人で食べながら歌いながら喋る。
先生は最近沖縄バンドに属してあちらこちらでライブ出演をしているので、カラオケも歌う曲全てが沖縄の曲。
バンドでは三線(サンシン)を弾いたり、キーボード担当で弾き語りもしている。
こんなキャパの広さが、私にとっては波長があうのかもしれない。

先生と別れた後は、生徒二人だけの恒例の反省会。
久しぶりに訪れた二人のお気に入りの店に行くと、数ヶ月も顔を出していなかったのに、何も言わないうちに「いつものお席ですね♪」と案内された。
お気に入りの席で、ゆったりと美味しい肴を少しと美味しいお酒を頂きながら、一ヶ月分のお喋り。

「練習しようね」を合言葉にほろ酔い気分で長~い一日が終わった♪

August 27, 2006

元町公園をなくさないで!

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日曜の午後、部屋の片付けをしていると、「文京区の元町公園が壊される!」とTVから音声が聞こえてきた。
思わず手を止めてTVの前に釘付けになった。

画面を見ると、少し手入れが滞ってはいたが、あの懐かしい!大好きな!公園が映しだされていた。
コメンテーターによると、文京区が今の公園を壊してそこに別の公共の建物を立てる計画を進めているらしい。そしてその横に又、現在と同程度の面積の公園を新しく作るらしい。
何の為?わざわざそんな事をするの?

区の担当者が「今の公園は段差が多く使い辛いのでもっと効率よく公共の場として使い易いような公園に作りかえる」みたいな事を言っている。

元町公園は関東大震災の復興公園として設置された52の公園のうち、ただ一つ現存している、そしてもっとも美しい公園として、東京都は「史跡等整備委員会」を作り、「近代遺産の保護が急務」なものとして詳細調査実施すべきものの第一にこの元町公園をあげているとか・・・
それに対して、文京区は「史跡的価値のある、特徴的造形物部分をモニュメントとして新しい公園に移設すればいい」ような考えらしい。
全く「文京区」という名にそぐわない、文化程度の低い話。

お役人サンたちは、あの公園で緑を眺めたり、ベンチで寛いだりした事なんてないのだろうな・・・
古ぼけた「トトロの森」のような空間が、周囲を東京ドームや近代的ビルの中に囲まれ、邪魔くさい存在と思っているのだろうか。

公園の入口から見ると正面階段の突き当たりにアーチ模様の壁泉があり、左右二つの階段に振り分けられ、それぞれに小広場に通じている。
カスケードという水の階段など、左右対称にデザインされ、壁面はクロスの形のくり抜きが模様になっていたり、中世ヨーロッパに多く見られるイタリア・ルネッサンス式庭園をイメージして造られ、その石の建造物を包み込むように、沢山の緑の木々が、素晴らしい空間を作り上げている。
坂の途中に立つ公園の木々の間からは、神田川にそった周辺の町並みを見下ろす事も気持ち良い。

子供の頃、そこは私の大事な秘密の場所だった。
幼かった当時の公園内には「託児所」が設置されていた。母が働いていた為に毎朝預けられ、夕方母が仕事から戻ってくるまで、園内中を子供達で遊びまわっていた。
子供の遊び場というにはとてもお洒落な公園で、小さい階段や植え込みを使って、ミニチュアのお家ごっこをしたり、木の陰にだれも見つからない空間があったり、多分当時も水が流れる階段も機能していたはず。贅沢な空間を目一杯、走り回っていた。
その頃読んだ「秘密の花園」のお庭に迷い込んでしまうという話が好きで、まるでここはそんな庭園のようだ!と幼いながらも気に入っていた。

小学校に入学すると同時に、公園に行く事はなくなったのだが、総武線に乗って公園がある辺りを通り過ぎるたびに、秘密の花園を思い出していた。

「近くて遠い場所」にあるとき、友人を伴って赴いたことがあった。
50年以上も経って、恐る恐る足を踏み入れると、託児所は跡形もなくなっていた。
公園は古びてはいたが当時のままで感激!同行の友人に「ほら、素敵でしょ?」を連発していた私。
これほどまでに人の心を癒す。今を生きる人には尚更必要ではないか?

私が沢山の緑に囲まれた空間が好きなのは、この公園がルーツとなっていたのかもしれない。

便利であればいい?楽であれば?無駄のない生き方?
そんなカサカサした人ばかりが偉い人になって、住み辛い都市ばかりになったら?
「文京区」にはとりわけ、古きよき時代の面影があちこちに残っているはずなのに・・・
全く、役人の考えている事は理解できない。

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