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April 07, 2006

ゴリウォーグのケークウォーク

朝の通勤電車内での事。
途中でかなり車内が空いてきたと思っていたら、突然、歌声が聞こえてきた。
「んっ?」同じ車両の人たちが揃って声がする方向を見る。

シルバー席にキチンと座って大きめのヘッドフォンを耳にかけ、少し白いものが混じった髪をキチンとなでつけた中年紳士。紺系のスーツを着て、膝の上にはビジネス用の黒いバッグをのせたまま、目は閉じて、歌っている。黒のごく普通の革靴をはいた足は片足を靴裏が見えるくらいパタンパタンと床を踏み鳴らして拍子をとっている。

声がだんだんとボリュームアップし、足を踏み鳴らす音もさらにパタパタとうるさい。
「パーン、パパーン、ッパパッパパ~・・・」車両中に響きわたる声が次第に音量を増してくると、一旦は視線を戻していた乗客たちも、余りの大きさに再び「変な奴」といった表情でちらっと見ている。

朝から元気なオジサンだなぁ~と関心しながら、ちらちらと盗み見をしていたら、私と同じ駅で降りた。立ち上がってドアの前にいる後ろ姿はどうみても普通の出勤途中のサラリーマンというより、年齢から見てちょっと偉い人に見えなくもなかった。

仕事の後の友人との酒宴の肴にこの話をすると、大いにうけてくれた後で、「一体なんの曲を歌っていたのだろうね」ということになり、演歌やジャズのリズムではなかったと言うと、クラシックに強い友人が「それって、ドビュッシーの曲のゴリウォーグのケークウォークかもしれないよ」と推理してくれた。

その曲を私は聞いたことがないのだが、その友人がスキャットで「パーン、パパーン・・・」と歌ってくれたのを聞いていると、まさに電車の中のスキャットと同じように思える。

でも、もしそれが本当に当たっていたとしたら、友人の音楽的素養はかなりのものと言う事になる・・・と同時にそのオジサンの口ずさんだメロディを私がいかに忠実に記憶して再現したと言う事になるから、私も凄い・・・ではないだろうか(?)

又、あのオジサンと一緒の電車になったら、勇気を出して訊いてみたい。
「突然失礼ですが、あの曲の題名を教えていただけませんか?」

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