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March 04, 2005

大好きなお雛さま

hina
『灯りをつけましょ、ぼんぼりに~』
お雛様は、女の子だった(?)私には、永遠に失われることのない、大切な思い出のひとつ!

父が早くに病死し、思い出がほとんどないのだが、この季節がやってくると、決まって思い出す、父からのプレゼントが雛飾り。
私は終戦の翌年に生まれたが、東京も空襲にやられ、どこを探しても、お雛様を、きちんと揃えているお店など少なかったらしい。
そんな焼け跡の中を、探しまわり、やっと手に入れたという『内裏様』
「すごくいい顔をしているお雛様だよ・・・」と母。
一人っ子で女の子・・・父はとても私の誕生を喜んでくれたという。

幼い子供時代の私はそんなことも分からず、ただ、単に、お雛様が好きで、母が押し入れから、いくつもの箱を出してきて、ひとつひとつ、薄紙をはがすと中から現れる、お雛様やお道具をみているのが、たまらなく好きだった。

何歳頃まで、飾っていたのだろうか・・・今思い出そうとしても、正確にはわからない。

やがて、私も二人の娘の母となり、彼女たちにも、同じ思いをさせたい!と、立派な段飾りを購入したいと、思ったが、様々な事情でそれは実現しなかった。
母に頼んで、実家から、古びた私のお雛様を運んでもらい、二人の娘のために、それを毎年飾っていた。
片方のぼんぼりが壊れたりで、かなり、ひどいのだが、私にとっては大切な宝物!

娘も「ママのお雛様が好きだよ」と言ってくれる。
もしかして、そんなものには興味がないのかも・・今時は♪

娘たちが大人になった今は自分のために、お雛様を飾る。

今日、行き付けのお店で、女性だけにとイチゴ入りの果実酒がサービスされ、帰りには、小さくラッピングされた雛あられをプレゼントされた。
こんなことだけでも、幸せになってしまう!
つまり、単細胞な私なんだぁ~

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