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October 17, 2004

癒しの旅に出た友人

幼馴染と銀座で飲んでいるときに、メールが入った。

「佐渡に一人で来ました。癒しの旅です」

「えぇ~?」
癒しの旅だって・・・・?
なんだかちょっとかっこいいなぁ・・・
いかにも大人の女って感じがするし・・・その友人は、いつもきれいに真っ赤にマニュキアした指に、タバコをかっこよく挟んでいる・・・そんな印象がすぐ浮かぶ友人なので、一人旅・・・合ってる・・・

「でも、なんで佐渡なの?・・・癒しの旅に行くには寂しすぎるじゃない?」
「そこしかなかったの。ツアーで、一人で参加は私だけだったわ」
「部屋は一人?」
「そう!今、食事済んで部屋に戻ってきたの」
(いやぁ・・・寂しがりやの私には耐えられそうもないシチュエーション!!)

詳しくは戻ってきてからね・・・という事だったが、彼女の心の中全てを知ることなんて、当然ながら不可能だが、悩みを抱えている事は分かっていた。

ほんの(?)十数年前、私たちがよく会っていた頃、彼女は輝いて見えた。
相変わらず、きれいに手入れした指先に、タバコを軽く持ち、優雅に煙をはいていた。
当時の私はといえば、全く!自己主張する事を許されない状況の中で、もがいていたので、結婚・子育て・仕事・・・全てを手に入れ、「自由」という贅沢まで取得済みだった彼女が、羨ましかった。

当時の会話で今も忘れられない事がある。

私・・・・「今もし死んだら絶対、悔いが残る。何一つ、自分の意思を主張出来ないで、     不満ばかりの今のまま死にたくないもん! 精一杯生きてないし・・まだ死ねない」
彼女・・「私はもう、自分の思いどおり、生きてきたから、 明日すぐ死んでも、全く悔いはのこらないな!」

そして現在、
彼女・・「あなた、変わったね!」
私・・・「ありがとう♪」

その後の彼女の身には、思わぬトラブルが起こったりしたけれど、現在は、夫、子供、孫に恵まれ、家も仕事も持っている・・幸せな人に見えた。

「孤独なの・・・」
人が生きて行くことだけでも、本当に辛い時代。
でも、精一杯、生きていたら、いいこと必ずあるよ!
友人も、今がちょっと「一休み」をしたい時期なのだ。
これを乗り越えて、更に逞しくなったあなたに、今度は私が慰めてもらう時期が来るかもしれない。

「戻ってきたら、美味しいお酒飲もうよ!」
もう、十分、楽しんで良い時期に達したんだから、大人の我々は・・・

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